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ライブの思い出のラバーバンドが切れた…切れたラバーバンドの修理方法と汚れの落とし方。

ラバーバンドは経年劣化で切れてしまったり、汗やホコリが付着して汚れたりすることがあります。形のあるものはいつか壊れるものとはいえ、ライブの思い出のラバーバンドが使えなくなるのは悲しいものです。

ラバーバンドが切れたときや汚れたときはどうすればよいのでしょうか。

シリコンの修理は難しい

ラバーバンドはキッチン用品や医療器具などに多く利用されている「シリコンラバー」でできています。シリコンは薬品や熱などに強いという性質があるため、一般のゴムやウレタンに比べて丈夫で長持ちするというメリットがある反面、接着剤や熱を使った接着が難しいというデメリットがあります。そのため、切れたラバーバンドの補修は少し難しいといえるでしょう。

しかし、全く方法がないわけではありません。近年はシリコンの接着に適した接着剤やテープなども登場しており、上手に活用することで修理できる可能性があります。

切れたラバーバンドの修理

ラバーバンドの断面は面積が小さいため、接着剤だけではうまくくっつかなかったり、つけてもすぐに切れてしまう可能性があります。こんな場合は、シリコンシートを裏側から貼り付けて補強するとよいでしょう。

また、接着剤は木工用ボンドや一般的な万能接着剤ではなく、シリコン系の接着剤を使用してください。

 

[材料]

・シリコンシート

・シリコン系接着剤(セメダインスーパーXなど)

・ハサミ

・洗濯ばさみなど

 

[手順]

1:シリコンシートをラバーバンドの幅に合わせた長さ3cm程度の短冊状に切ります

2:バンドの断面とシリコンシートに接着剤を薄く塗って貼り合わせます

3:洗濯ばさみなどを使って接着面を24時間程度固定して完成です

 

シリコンは接着が難しい素材であるため、必ず修理できるとは限りませんが、ぜひ試してみてください。

汚れの落とし方

ラバーバンドについた汚れは、軽いものであれば消しゴムやメラミンスポンジでこすって落とすことができるほか、木工用ボンドを塗って24時間放置した後、ボンドの膜をはがすという方法で取ることもできます。

皮脂や汗などによる汚れは台所用の中性洗剤で洗うか石鹸、重曹につけ起き洗いしてもよいでしょう。

ボールペンのインクなどはマニキュアの除光液や塗料の薄め剤で落とすことができますが、変色や色落ちの原因となることがあるので注意が必要です。

まとめ

ラバーバンドが切れたときは修理にチャレンジするのもよいですが、キーホルダーやストラップなど他のアイテムにリフォームするのも一つの方法です。修理できそうもないという場合はリフォーム方法を考えてみるとよいでしょう。

また、ラバーバンドの汚れは使った後は汗や皮脂をふき取る、ぬるま湯で洗うなどしてから収納するなど、普段の手入れで防ぐことができます。劣化防止にもつながりますので、ラバーバンドを使った後はお手入れをして長く楽しめるとよいですね

 

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