奇抜で面白いシリコンバンドの変わった使い方4つ。
ラバーバンドの素材であるシリコンは、耐水性や耐薬品性に優れているという特徴から、ファッションアイテムのほか、衛生用品や食器、工業製品などにも幅広く利用されています。
シリコンは様々な形状に加工することができますが、バンド状に加工したシリコンバンドは用途が広く、その性質を活かしたアイテムがたくさん開発されています。
電工シリコンバンド
電工シリコンバンドはリストバンド型のシリコンバンドで、工具とリストバンドを繋ぐためのリングが取りつけられています。
工具とリストバンドを紐やワイヤーで繋ぐことで、工具の落下を防止できます。シリコンは油や薬品、水、汗などに強いため工場など汚れやすい環境での使用に適しています。
ボトル用シリコンバンド
シリコンバンドは伸縮性があるだけではなく滑りにくいため、ガラス製のボトルなどに取りつけるのに適しています。
例えば、調味料やスパイスなどをボトルで保存する場合、ボトルのデザインを統一するとインテリア性は高くなりますが、砂糖と塩、粉末状のスパイスなどは区別しにくくなることがあります。こんなとき、色やデザインが異なるシリコンバンドを付けておくことで区別しやすくすることができます。
また、スプーンホルダーになるフィギュアがついたボトル用シリコンバンドも販売されています。計量用のスプーンを調味料と一緒に保存できるので便利です。
ディスペンサーマーカー
シャンプーやコンディショナー、ボディソープなどのディスペンサーも調理用のボトル同様、デザインを統一すると区別が難しくなります。
耐水性や耐薬品性にすぐれたシリコンバンドはディスペンサーマーカーにも最適です。シンプルな色違いのシリコンバンドをつけてもよいですが、タグなどがついていればより区別しやすく便利です。
シリコン結束バンド
リストバンド状ではなくリボン状のシリコンバンド製品では結束バンドも人気があります。
結束バンドというとナイロン製が一般的ですが、ナイロン製の結束バンドは固くて扱いづらい、繰り返し使えないといったデメリットがありました。
しかし、シリコン結束バンドは柔らかいため女性や子供でも扱いやすく、繰り返し何度も使うことができます。
耐水性があるため、クーラーボックスに入れたペットボトルにつけて自分の飲み物の目印にしたり、自分が釣った魚の尾につけてマークにするといった使い方も可能です。
まとめ
伸縮性の良さや耐薬品性、耐水性といったシリコンバンドの特徴は様々なシーンにマッチし、アイデア次第で生活を豊かに彩ってくれる便利な道具となります。シリコンバンドを活用したアイテムは今後も数多く開発されていくのではないでしょうか。