加工方法別で見たラバーバンドの種類5つ。
ラバーバンドにはさまざまなデザインや形状のものが存在しますが、加工方法によっていくつかの種類に分けることができます。
プリントタイプ
平らな表面に文字や図柄をプリントしたシンプルなラバーバンドです。「プリント加工」「フラットプリント」などと呼ばれることもあり、加工の手間が少ないことから安く早く作ることができます。
単色のバンドに単色で文字をプリントするだけではなく、文字や図柄を複数の色でプリントしたり、バンドをマルチカラーやバイカラーにすることでオリジナリティを出すことが可能です。
また、弊社では形状記憶金属板を埋め込んでバングルのように装着できるラバースラップバンドもプリント加工で制作しています。
刻印凹みタイプ
刻印凹みタイプは文字や図柄部分が凹んだタイプで、「彫り加工」「デボス加工」と呼ばれることもあります。凹ませた部分は無地にすることはもちろん着色することも可能です。図柄が凹んでいる分、プリントタイプよりもさりげない印象がありますが、プリントを多色にしたり、バンドをマルチカラーにしたりすることで個性を出すことができます。
凹んだ部分に着色を行うため、インクがはげにくく字などが消える心配がないというメリットがあります。
浮き彫り凸タイプ
浮き彫り凸タイプは文字や図柄が立体的に浮き上がったタイプのラバーバンドで、「浮き彫り加工」「エンボス加工」などとも呼ばれます。細かな図柄や文字には適しませんが、プリントタイプや刻印凹みタイプよりも存在感があるため、文字を無色にしても個性を感じることができます。弊社では文字カラーは無色か1色のみとなります。
特殊シェイプタイプ
プリント、刻印凹み、浮き彫り凸などで作ったラバーバンドの輪郭を変形させたラバーバンドです。外形やシルエットを変えることでデザイン性が高まります。
テクスチャ―タイプ
ラバーバンドの表面をテクスチャ―加工したラバーバンドです。弊社では表面にタイヤ溝模様に加工した「タイヤ型」と、表面にディンプル加工を施した「ゴルフボール型」を扱っています。いずれも文字は刻印凹み加工のみとなります。
まとめ
ラバーバンドはデザインが同じでも加工法によって印象が大きく変わります。加工法で悩んだときは、どのような印象に仕上げたいかで選んでもよいでしょう。
また、加工法によっては文字や図柄の大きさやデザイン、字数が制限されることがあります。どの加工法ならデザインを活かすことができるかなど、相談しながら種類を選ぶことができるとよいですね。