濡れ、汚れが心配の生産・医療現場などで便利。腕につけるシリコンバンドメモ、ウェアラブルメモとは?
生産業や医療現場などで働いていると、メモを取りたいと思っても手が汚れている、濡れているなどの理由でメモ帳を取り出せないことがあります。こんなときに便利なのが腕につけるシリコンバンドメモ「ウェアラブルメモ」です。
ウェアラブルメモのメリット
ウェアラブルメモはシリコン製の「身につけられるメモ」です。手首に常時巻き付けておけるため、手が汚れている・濡れている、片手がふさがっているなどの理由でメモ帳を取り出したりめくったりすることが難しいときでも簡単にメモを取ることができます。
手の甲や手首などをメモ代わりに使うこともできますが、皮膚は柔らかいため書きにくく、手洗いなどで消える心配があります。ウェアラブルメモであれば書きにくくてイライラしたり、手洗いなどの際に誤って消してしまうということもありません。
また、紙よりも丈夫で濡れても破れないだけではなく、ポケットがない、少ない服装のときでもメモを携帯できるのも大きなメリットです。
書いた内容が目に止まりやすいので、メモを見ながら作業したいときなどに最適です。
種類や用途
ウェアラブルメモには無地、ドット入り、罫線つき、チェックボックスつきなどの種類があります。無地やドット入りはフリーメモとして自由に利用でき、罫線つきやチェックボックスつきのタイプは買い物メモやToDoリストなどに最適です。目盛付きで定規として使用できるタイプもあります。
活用シーン
水に濡れても消えないウェアラブルメモは、水を使うシーンはもちろん、汗などで濡れることがあるスポーツシーンなどにも最適です。
【医療現場や消防、救助】
医療現場や消防、救助といった場面では一刻一秒を争うことも多く、メモ帳を出し入れしている暇もないことがある反面、メモを取る必要がある内容を忘れてしまうと重大なトラブルに繋がりかねません。
ウェアラブルメモを使用するとメモ帳を取り出す時間を短縮出来るうえ、しっかりメモを取る、書いたことを常時確認できるため内容を忘れるのを防ぐことができます。
【工場や建築現場、調理中など】
工場や建築現場、調理中などはメモを見ながら作業することが多いだけではなく、メモを取るときに片手がふさがっていることも珍しくありません。ウェアラブルメモであれば片手ですぐにメモできるうえ、メモを見ながら作業することができます。
【買い物】
ウェアラブルメモに買い物リストを書いておけば、メモを見ながらショッピングカートを押したり、子供と手をつなぎながら買い物したりするときにストレスを感じません。内容を頻繁に確認できるので、必要なものを買い忘れる可能性を下げることができます。
【ADHDやADDの視覚的支援】
ADHDやADDなどの人は作業手順を忘れてしまう、次に何をすればよいかわからなくなってしまうということがありますが、ウェアラブルメモをToDoリストとして使用するとやることが明確になりパニックを起こすなどの可能性を減らすことができます。特に、ADHDやADDの場合、メモしたこと自体を忘れがちなので、自然と目につくウェアラブルメモを使用するメリットが大きいといえます。
まとめ
このほか、プレゼンやスピーチのときやスポーツジム、アウトドア、フィールドワークなど、アイデア次第で様々なシーンに活用できます。
消せば何度でも使用できるため、経済的で環境にも良いので日常のメモなどに利用してみてはいかがでしょうか。