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シリコンバンドとは何が違う?バウンスバンド、使い捨てリストバンド。

ライブやイベントの時に腕につけるリストバンドタイプのアイテムには様々な種類があります。ライブなどで見かける機会が多いのはシリコンバンドですが、近年は「バウンスバンド」の人気も高まっており、グッズ販売などで見かけることも増えました。

また、イベントによっては「使い捨てリストバンド」が利用されることがあります。

バウンスバンドや使い捨てリストバンドにはどのような特徴があるのでしょうか。

バウンスバンドとは

バウンスバンドはシリコンではなく高伸縮性ゴムでできたバンドです。両面プリントになっていることが多いため、シーンや気分に合わせてリバーシブルに使うことができるだけではなく、首に巻いたタオルを留めるのに使ったり、髪を留めるゴムとして使うこともできます。

シリコンバンドは2~2.5mm程度厚みがありますが、バウンスバンドはその半分の1mm程。一方、シリコンバンドの幅は12mmが一般的なサイズであるのに対し、バウンスバンドの幅は25mm程度のものが多いようです。

幅が広いためインパクトがありますが、シリコンバンドのような文字の凹凸加工や表面のテクスチャー加工、輪郭の形を変えるといった立体的なアレンジはできません。

また、シリコンバンドは型に樹脂を流し込んで成形する方式ですが、バウンスバンドは幅の広いゴムバンドを縫って輪にする方式であるため、つなぎ目があるのも大きな違いです。

バウンスバンドは注文数が多くても少なくても単価はほとんど変わりませんが、シリコンバンドは注文数が多いほど単価が下がります。そのため、オプション内容や業者によって違いはあるものの、注文数が200個以上であればシリコンバンドの方が単価が安くなる傾向があります。

使い捨てリストバンドとは

使い捨てリストバンドはシリコンバンドやバウンスバンドのようなファッションアイテムやコレクターアイテムな用途ではなく、入場管理やスタッフ証、ゲームやイベントのチーム分けなどの実用的なシーンで利用されます。

あくまで使い捨ての「一時的な実用品」というスタンスであるためデザイン性は乏しく、無地や文字のみということが少なくありません。

また、シリコンやゴムではなく、合成紙やビニールなどが素材に使われています。いずれも伸縮性がないため、外すときは手で破るかハサミで切ることになり、再利用はできません。

合成紙の使い捨てリストバンドは単価が数十円程度と安い反面、耐久性や耐水性が低いので限られた時間のみの使用になります。

ビニールの使い捨てリストバンドは合成紙よりも耐久性や耐水性が高いため、遊園地のフリーパスやプールや温泉施設の入場証などで利用されます。

まとめ

シリコンバンド、バウンスバンド、使い捨てリストバンドにはそれぞれ異なる特徴や利用シーンがあります。

実用品として使いたいのか、ファッションアイテムとして使いたいのか、どのようなデザインにしたいかなどを検討し、シーンに合ったバンドを選ぶとよいでしょう。

 

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